人を育む、衆知を集める、公器となる
公器となる | 現代の社会に生かされ、かつ、未来の社会を生み出していく |
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わたしたち大盛印刷は、社会の公器となることを目指します。 それは、資本主義社会における「大盛印刷」というイチ企業の営利活動が、現代社会にとって有益で価値のある存在となることを目指す、ということです。 常に変化していく社会に対して、企業自らがその様態を変容させていくような柔軟性を持つことが、わたしたち企業の成長だけでなく、社会の課題解決に繋がり、ひいては社会全体の成熟にも繋がっていくものだと思っています。 加えて、現在だけでなく、今後のよりよい社会を作っていくための一助となるような会社組織を目指す、ということでもあります。 企業は、社会の変化への対応なくしては存続できません。そして、社会をよりよいものにしていくためには、企業の存在もまた不可欠です。企業には本来、社会が求める仕事を担い、かつ、次の時代に相応しい社会そのものを作っていく役割があります。社会の成熟のためには、企業の成長も等しく大切な要素でしょう。 わたしたちは、現代社会に貢献することで存在を許容され、また、社会の変化に柔軟に対応することで自然と未来の社会創造の養分となるような公的な組織、つまり「社会の公器」を目指していきます。 |
衆知を集める | 働きやすい社内環境を整備し、社員の能力を存分に活かす |
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そうした公益性の高い組織を実現するために、わたしたちは社員全員の力を最大限活用していきます。 経営者からのトップダウンでの命令遂行だけではなく、社員一人一人の英知を結集し、ボトムアップを重視することにより会社の方向性を決めていきます。 組織である以上、トップダウンの重要性は言うまでもありませんが、わたしたちはあえてボトムアップにも重きを置いています。 それは、「社員の見識と能力と成長を信じている」からです。 お客様に相対している営業の考え、各生産現場の率直な意見、協力会社とコミュニケーションをとっている生産管理者の見識、どれも重要な情報です。 それら社員全員の英知=衆知を結集するためには、部課長のマネジメントが要となります。そのために、上司が部下と積極的にコミュニケーションを取れるような環境を整備し、貴重な情報を吸い上げる仕組みを強固にしていきます。 また、社員の能力を余すことなく活かすためには、適度な緊張感を保ちつつ、風通しのよい社風であることも重要です。最終的には、すべての社員が、安心できる生活を保証され、適切な処遇を受けながら、使命感とやりがいを持って活き活きと仕事に取り組み、日々成長していけるような環境作りに邁進していきます。 |
人を育む | 無知の知を忘れず、永続的に学ぶことにより、自立した人材を育成する |
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社員一人ひとりの英知をベースにするためには、各々が「知恵」のレベルも「行動」のレベルも高めていく必要があります。つまり、社員一人ひとりが、主体的に学び、やるべきことを自ら見つけ出し、創意工夫を凝らして改善に励むことが重要です。 今後、ドラスティックな社会構造の変化に対し、わたしたちにできることのひとつはまず「学ぶ」ことでしょう。わたしたちは、「学ぶ」ことこそ、社員の地力を底上げするための唯一にして最大の解決策だと考えています。 「学ぶ」とは、「知らなかったことを知る」「気付かなかったことに気付く」「わからなかったことがわかる」体験です。そして、その大前提は、わたしたちは「知らない・気付いていない・わかっていない」という自己認識をしっかりと持つことです。この自己認識がない人間に成長はあり得ません。 古代ギリシアの哲学者ソクラテスは、これを「無知の知」とよびました。 現実や未来を「わかった」と断定してしまうことは、世界を狭め、視野狭窄を招き、自らの成長を止めてしまいます。「未知なるものに対する想像力」が欠如していては、自分自身の足下が崩れるようなシステム・クラッシュが起きた時に、生き延びることができません。 わたしたちには、自らの不知を自覚し、永続的に学ぶ姿勢が必要です。そのために、社員の学びを促すような仕組みを作り、学ぶことが当たり前の環境を作っていきます。 企業は利潤を追求する共同体であり、それ以外にも目的は多いですが、社会における企業の役割のひとつに「教育」があります。「企業は人なり」という言葉の通り、よき人材の育成なしに、企業は自らの社会的責任を全うすることはできないでしょう。わたしたちは、企業活動を通して社員を教育することで、主体性を持った立派な「大人」に成長させることも、企業の重要な役割だと考えています。 |
社長メッセージ
代表取締役社長 三木 剛
私たちは創業70年の歴史を誇る印刷会社として、時代とともに歩んでまいりました。その長年の経験と実績を踏まえ、企業理念として「人を育み、衆智を集め、公器となる」を掲げております。 この理念には、70年の歴史で培ってきた技術と知恵を継承し、新しい価値を創造していくという私たちの決意が込められています。人材育成こそが、伝統と革新を結びつけ、企業の持続的な成長と社会貢献の礎になるという強い信念がその根底にあります。
「人を育む」とは、先人から受け継いだ印刷技術と精神を次世代に伝えながら、社員一人一人の可能性を最大限に引き出し、人間性と技術力の両面で成長を支援することです。印刷技術は日進月歩で進化していきますが、それを支えるのは常に「人」です。伝統的な技能から最新のAI技術まで、幅広い知識とともに、チームワーク、創造性、そして誠実さといった人間力を育てることも、私たちの重要な使命だと考えています。
「衆智を集める」とは、70年の歴史で蓄積された知恵と、若い世代の新鮮な発想を融合させ、より大きな価値を生み出すことです。世代を超えて社員それぞれが持つ知恵や経験を共有し、切磋琢磨することで、伝統に裏打ちされた革新的な製品とサービスを生み出すことができます。
最後に「公器となる」これは、私たちの究極の目標です。70年という長きにわたり地域社会に支えられてきた企業として、培った人材と技術を通じて、さらなる社会貢献を果たしていく。それこそが、私たちの目指す姿なのです。
人材育成に時間と手間を惜しまない。それは一見、遠回りに見えるかもしれませんが、高い志を持った人材と衆知を集めた技術こそが、伝統を守りながらも新しい価値を創造し、必ずや社会に貢献できると私は信じます。
これからも私たちは、70年の歴史に誇りを持ちつつ、謙虚に、この理念を胸に刻み、印刷を通じて、100年先も豊かな社会の実現に貢献してまいります。
